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2011年8月15日 (月)

ツリーオブライフ(ネタバレ?)

見てきました。
暗い話だけど、綺麗でした。

「父子の関係のこじれ」って感じの話だったら興味なかったのですが、CM見てたら地球に隕石らしきモノが落っこちてるし、『SF!?もしや密かにSF!?』とちょっと期待してしまいました。
いやまぁ、SFじゃないというのはすぐ分かったんですが(笑)、ネットでレビューをみたら、「30分近くもCG映像がある」とか、「ディスカバリーチャンネルを見てるみたいだった」とかいう話も見つけてしまい、これは見に行っても良いかなぁ~と。

正直、冒頭がヨブ記の一節から始まるというし、タイトルが生命の樹だし、キリスト教のコト知らないと楽しめないかなぁ~?と不安もあったのですが、
でもまぁ。。。
実際見てみれば、それなりに面白かったです。
 
全体にメリハリがないというか、話が淡々と進んでいくので、退屈と言えば退屈なのですが(苦笑)、あちこちに暗喩的なモノがちりばめられているので、そういうのが興味深かったです。
 
とはいえ、わたしが最も興味を持ったのは、やはり前半の宇宙&地球の歴史部分です。
よく見る天体写真も使われていて、確かにディスカバリーチャンネルっぽいのですが、全体的な見せ方が、見慣れた科学モノとはちょっと違った雰囲気を醸し出していました。
『キリスト教がらみ』という先入観を持っていたからかもしれないですが、ちゃんと『あぁ神が世界を作ったんだなぁ~』と感じることができました。
うーん。
宇宙の始まりから人類まで、超特急ですっ飛ばしてる感はありましたけど、転換点というか、節々となる部分は表現されていて、いかに神がこの世界を造ったのか、一緒に見ている感じでした。 
 
そして、それが今に繋がっている。
まさに今見てきた神の造った世界にわたし達はいて、見えないけど神の存在が今もある。
 
厳格な父。イライラする毎日。
話の中で何度も『あなたはどこにいるの?』と問いかけがなされるのですが、そこかしこに神はいる。キラキラ流れる水の中や、風をはらむカーテンの中に。
『どこにいるの?』という問いが出てくる度に、ついつい「そこにいるじゃん!」と指さして突っ込みを入れたくなってしまう。(←だって、自然の中に神の意志があるように、意図的に見せてる感じがするんですもん)
また、主人公の少年がワルイことやる度に「うわぁ、そんなことばっかりやってて、とーちゃん責められないよ~」と、やはり突っ込みたくなってしまったり。。。見てて、ちょっともどかしい。
 

 
でも結局、一番最後。
彼は、お母様?の後を追ってドアの枠をくぐっていくし、、、命だとか父の思想のようなものは、次へと続いていくんだなぁ~と。
広い塩田の上のシーンは、ちょっとエヴァンゲリオンの最終回を思い出しちゃったのですが(苦笑)。
…うん、まぁ。『そっかぁ~。』と思えたエンディングでした。
あ、でも、パンフレット、買ってくれば良かったかなぁ。解説読んだら、さらに楽しかったかも。
 

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