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2009年4月27日 (月)

蛍石(フランス)

Dsc05752

Tran, Midi-Pyrenees, France
結晶サイズ5~7mm

全体にちっちゃい標本で,上写真の通り,結構ボロボロな標本くんです。結晶の角や稜の部分も欠けてたりします。
その分,お子様のお小遣いでも手に入れられるくらいの値段でした。


Dsc05756

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でも,見る角度をちょっと変えると,とても綺麗な標本に早変わりです。
共生している水晶が良い味を出しています。


Dsc05760

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しかも,案外,透明度も高いです。

Dsc05767

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さらに,累帯構造もばっちり。熱水の温度や成分が変化して,結晶の出来ていく過程を感じられます。


自然というのは不思議なもので,どんな些細な造形物(標本や露頭)でも,何かを語りかけてくれるようです。
こういった“何か”を感じ取れるようになりたいです。

…というか,最近,仕事を進める上で“違和感”に対して鈍感になってきているように感じます。ん…いや,ちがうかな。違和感は感じるんです。でも,その違和感を信じられなくなってる…というか。“違う”と分かっているのに,そのまま業務を進めてしまうというか…。
地質調査というのは自然を相手にする仕事ですから,これは危ういことです。

自然のシステムは複雑すぎて,わたしでは全体の詳細を把握することは出来ませんが,それでもモデル化すべく概要を把握していかなくてはいけません。
鉱物の標本というのは,自然の縮小版です。どうか小さな声も逃さず耳を傾けられるようになりますように。。。
 

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