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2009年4月28日 (火)

説明と理解

上司が目の治療で“治験”に参加することになったそうです。
いや,参加することにした…というべきかしら。。。


この上司,普段は結構ずぼらというか大雑把なところがあるのですが,やはり人間というのは色々な面を持っているもので…。前回入院されたときは,そのときの内容を詳細にメモしていらっしゃったんですよ。
目の手術で入院したくせに,パソコンでびっしりメモ。(笑)

“後学のために”とわたしもそのときのメモファイルをいただいたのですが,これが本当に詳しい!
薬の内容や先生・看護師さんとの会話内容はもちろん,食事のメニュー,トイレに行った時間から同室の方達の病状・動向まで分単位で書き込まれています。
観察した結果として,医療現場の問題・課題を患者の立場から分析してるし…。
(別の上司Nさん曰く『イヤな患者だ(笑)』)

いや,でもすごく勉強になりました。


そして,今回は治験。

説明用の書類一式を,やはり“後学のために”と拝見したのですが,なかなか興味深いです。←理系バカの不謹慎さですね。
ただ,ちょっと疑問に思ったのは,なんだか説明が理系チック。
わたしはたまたま知ってる話ばかりだったので良いのですが,コレ,普段理科系の知識と関係ないところにいる人は,この説明で分かるんでしょうか?

あー。
薬の名前とその効果,副作用,対象の病名,対象者数,治験期間,いつでも参加を辞められる等々,分かるのは分かるんですが,“その治療法を使うとナゼ症状が改善されるのか”という部分が曖昧だった気がします。

むかーし,妹が入院したときのことを思い出しました。
妹のかかった病気は(当時の)新しい病気で,お医者さまが病気の内容や治療方法について説明してくれるんですが,両親はあまり理解できなくて,いちいちわたしの方に質問してきたんですよ…それを思い出しました。

まぁ,今はネットがあるから情報には困らないんですけどね。ただ,ネットはあまりにも情報が溢れすぎているので,場合によっては正反対の情報だって載っていることがある。ベースとなる知識があれば,どの情報が正しいのか取捨選択することが出来るけど,リテラシーがないと,『恣意的に欲しい情報を選んでしまう』という懸念があります。少なくとも,わたしは自分自身の健康に不安を抱いたとき,自身の状況について冷静な選択・判断を出来る自信はないです。
だから,お医者さまの説明ってとても重要だし,また,わたし達自身も,判断の基礎となる科学リテラシーをさらに身につけることが出来たら…と思います。

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